vol.39 認知行動療法カウンセリング&オススメ良本
先日薬に頼らない治療法シリーズvol.24 認知行動療法〜薬に頼らない治療法を探して〜 - ココロとカラダのHealthy Lifeで自分で行う認知行動療法をご紹介しましたが、主治医の先生に勧められ認知行動療法カウンセリングを始めました。
初回のカウンセリングでは現在の症状と、復職を悩んでる話をしました。
そこで言われたのが発作の全てに意味があるということ。
カラダからのサインを無視しないであげてね。と言われました。
そして、ひとつ宿題を出されました。
それは"病気のことは一旦忘れて、今後どんな風に生きていきたいか少し考えてノートに走り書きでもいいので書いてきてください"というもの。
思えば社会人になってからはずっと目標を持って生きてきて、なりたい自分像というものを常に更新し続けて、振り返ってみるとなかなかの意識高い系で周りから見ればイタイほどだったかもしれませんw
それが休職するようになってなりたい自分を諦め、かといって別の目標を持つわけでもなく、まずは体を大切に、その日できることできるだけやろう、と過ごしていました。
復職にあたっても大きな目標はなく、元気に戻れる自信はないけれど、やるだけやって、ダメだったら諦めよう、と行き当たりバッタリな気持ちでした。
今後どんな人生を送りたいか考えるという大きな宿題にどこから手をつけようか悩んだのですが、まずはカワイイと思うノートを買いました。カタチから入るタイプです(o^^o)
そこから就活時代振りの自己分析スタート。
過去・現在・未来の自分をグラフにして、何にどれだけのウエイトを置いて生きていきたいか考えます。
しかし、一気には埋まらない。
なので、時間はかかりましたが自分の過去の振り返りを丁寧にすることにしました。
家庭環境、人生のターニングポイント前後の自分の比較、社会人になってからの目標…
買いてみたらペンが止まらないほど、たくさんでてきました。
自分で驚いたのは昔は人生の目標を持ってそれに向かって進めていってこれたということ。
どんな場所でどんな生活を送りたいかまで細かく目標を持ってました(*_*)自分で引いたw
いま思うとその目標も長くは続く目標じゃないなぁと、人生をもっと10年、20年単位で人生を考えてみよう、と目標の見直しに入ります。
休職に入って見えてきた大切なもの。続けていきたい習慣。
過去・現在のことはスラスラ書けるのに、未来のことになると手が止まってしまう。
病気のことを置いておいてポジティブな理想を描くことができない、、自分のしたいことがわからない…大層な目標を掲げられず、達成できなかったら…と思うと抽象的な目標になりイマイチピンと来ない。書いては消して、書いては消してを繰り返し、なんとか絞り出した途中段階のノートを持っていきました。
結果、その日はカウンセリング中に発作が出てしまい、多くは話せなかったのですが、ノートを見てカウンセラーさんからワタシの家庭環境にココロの問題の原因がありそう、と言われ、詳細は次回カウンセリング時に持ち越しとなりました。
現在は宿題は出てないのですがパニックの原因が自分でもわからないので自分でできる認知行動療法の本を元に日々の記録をノートに加えていっています。
以前紹介した本よりも良本でしたのでオススメです!
- 作者: メラニーフェネル,曽田和子
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 2004/06/26
- メディア: 単行本
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